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生徒の理解度を可視化できる授業を展開
2025/12/04更新
教科 数学
科目 数学Ⅰ
・改善の内容と実施方法
授業の終末における振り返り活動に、ロイロノート・スクールの「テキスト」カード機能と振り返りの提出箱を導入し、生徒の学習状況の把握と次時の導入を改善しました。
振り返りの色分けルール設定
青色カード: 内容が完全に理解できた。
黄色カード: 内容が少し怪しい、再確認、再質問が必要。
赤色カード: 内容が全く理解できない、質問が必要。
生徒は、この色分けを用いてその日の学習内容の自己評価とまとめをカードに記入し、振り返りの提出箱に提出します。自分の物理的ノートに記入して写真を撮り振り返ることも可能です。
(ロイロノート・スクール「テキスト」カード機能を利用した「振り返り」の提出箱)
・フィードバックと共有
次の授業の最初に、担当教員は振り返りの提出箱を電子黒板や画面共有を通して生徒に表示します。
上手に振り返りができている生徒(ベストプラクティス)のカードを選び、クラス全体に共有します。
・主な効果
振り返りを通じて、数学の知識を繋げることに重点を置いています。
生徒の理解度を瞬時に把握(「見える化」)
提出されたカードの色を見るだけで、教員はクラス全体の理解状況(どこに疑問が集中しているか)を即座に、かつ視覚的に確認できるようになりました。
これにより、個別の指導の必要性や、次回の授業での振り返りや重点的に扱うべきポイントが明確になります。
ベストプラクティスの共有による質の高い学び合い
次時の始まりに優れた振り返り(記述内容)を共有することで、生徒が目指すべき「まとめ方」の基準が示され、振り返りの質の向上に繋がります。
ノートの物理的な提出が不要となり、ノートの提出を省略することが可能になりました。アプリ上で点検が完結するため、時間的・場所的制約(例:職員室でノートを点検する必要)がなくなり、隙間時間での点検が可能になりました。また、提出状況は、表計算ファイルとしてダウンロードして提出したかどうかを確認できます。
・点検の簡素化
毎回点検することが可能となり、かつ色で優先順位をつけて確認できるため、生徒一人ひとりの理解度を継続的に確認することが容易になりました。
・まとめと今後の展望
今回の改善は、ICTツールを効果的に活用することで、きめ細やかな生徒理解度の把握と教員の働き方改革(業務効率化)を両立させた成功事例であると考えられます。今後は、赤色や黄色のカードを提出した生徒への個別のフィードバック方法をさらにシステム化し、学習支援の精度を高めていくことが期待されます。
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