水戸商業高等学校（水商）のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。

　水商は、明治35（1902）年に開校し、今年で創立123年を迎える県下有数の歴史と伝統のある高校です。これまで本県商業教育の拠点校として、県内の商業教育を牽引するとともに、社会に有為な人財を数多く輩出してきました。水商の卒業生は、地元茨城だけでなく、日本全国、そして世界中のさまざまな場所で活躍しています。

　設置学科及びクラスは、ビジネス分野を幅広く学習する「商業科」３クラス、ビジネスに必要なコンピュータに関する分野を中心に学習する「情報ビジネス科」２クラス、ビジネス分野の学習に加え、国際化が進むビジネス社会で役立つ英語を学習する「国際ビジネス科」２クラス、計３学科・７クラスです。

　文武両道の精神を重んじ、「知・徳・体」の調和のとれた教育を実践するとともに、情操豊かで創造性に富み、地域社会やビジネス社会が求める幅広い知識と技術を備えた人財の育成を目指している学校です。また、「世界を駆けろ　碧く燃える水商魂」を合言葉に、文武両道の精神のもと、地域社会やビジネス社会の健全な発展を担う職業人の育成を目指した魅力ある商業教育を推進しています。

　現在は、変化が激しい世界情勢や加速するデジタル化により、将来の予測が難しい時代といわれています。歴史を振り返ると、過去にも将来の予測が難しい時代は幾度もありましたが、人類はそのたびに適応し、新しい技術や仕組みを構築してきました。いつの時代であっても、学校教育に大切なことは、自ら課題を見つけ、解決策を考えて行動できる自律した人財の育成であると考えています。
水商生の強みは、学校行事、地域イベント、企業や大学と連携した活動において、常に当事者意識を持って、自ら考えて主体的に取り組むことができることです。

　水商ホームページには、学校の特色や教育課程、地域と連携した活動、水商生の日常生活の様子などを掲載しています。中学生やその保護者、水商生をいつも温かく見守り応援してくださる皆様に、水商への理解を深めていただける取り組みを提供してまいります。今後も水商の歴史と伝統を継承しつつ、魅力ある学校であり続けるために、より一層の努力をしてまいりますので、皆様からの変わらぬご支援・ご協力をお願いいたします。

令和７年４月　　　

茨城県立水戸商業高等学校長

　　岡野　敏昌